ペットの一般的ながん治療の方法

犬や猫などペットの一般的ながん治療の方法

一般的には外科的手術と抗がん剤治療になります。
大学の附属病院の場合は放射線治療を実施することもあります。
今回は動物病院の獣医さんでのケースをご紹介します。
 
  • 手術
メスを利用して犬や猫などペットの身体にできた腫瘍を切除することに鳴ります。
上手くガン細胞を切除することができれば根本的な治療になります。
しかしながら、がんという疾病は正常組織と腫瘍の境界線が明確に分からない特徴があります。
 
こういったことから細胞の取り残しを防ぐ方法がとられます。
腫瘍だけでなくて周辺の健康的な部位も含めて切除しなければなりません。
最近は従来の金属メスに代わってレーザーメスを利用するシーンも増えています。
動物病院の獣医さんでもレーザーメスを使うこともあります。
 
レーザーメスはどういったメリットがあるのでしょうか?
犬や猫などペットを手術する場合に出血量をかなり抑制できます。
場合によっては輸血する量が不要なこともあります。
手術時間が大幅に短縮できることも犬や猫などペットに負担が少なくなります。
しかし、外科的手術ではどうしても全身麻酔が避けられません。
高齢の動物になると死亡してしまうリスクもでてきます。
 
  • 抗がん剤
犬や猫などペットの身体のあちらこちらにがんが転移していることもあるでしょう。
手術では対応できないがんの種類もあります。
一度手術をしたけれど再発の可能性が高いこともあります。
こういったケースに利用されるのが抗がん剤治療です。
 
抗がん剤治療の場合は大きな腫瘍を除去できるほどの効果は期待できません。
上手く効果がでれば腫瘍が小さくなります。
それが延命に繋がるのかどうかは未知数です。
 
例えば、リンパ腫は血液のがんと言われます。
外科的な手術では対応できません。
しかしながら抗がん剤は比較的反応しやすいのです。
がんの中でも抗がん剤の効果が期待できる珍しいタイプのがんです。
犬や猫などペットが副作用に耐えることができる体力がありそうならば、
抗がん剤治療を受けることも選択肢に入れてみましょう。
 
外科的な手術をしたあとに抗がん剤を治療することもあります。
これもどれだか再発予防の効果があるのかは、ハッキリとしません。
一般的に推測されているのは数%から20%の確率です。
一方で抗がん剤を利用した場合の副作用の発現率は50%から100%です。
この数値は抗がん剤の種類や投与量によっても違います。
実際のメリットはごくわずかなメリットしかありません。
 
抗がん剤を利用する場合は「耐性」の問題がついてきます。
抗がん剤治療を継続しているうちに効果が悪くなります。
そうなると抗がん剤治療を続ける価値もなくなります。
途中で違う種類の抗がん剤にスイッチすることもあります。
 
  • 放射線治療
 
放射線治療は犬や猫などペットの腫瘍部分に直接放射線を照射するがん治療の方法です。
一般的に私達が感じているイメージとしては「がんを焼き殺す」と思っているでしょう。
ですが実際には、照射した後からじんわりと効果がでてくるのが特徴です。
組織を温存できるのが大きなメリットでしょう。
手術をすることよりも犬や猫などペットの負担は少ないです。
治療が上手くいけば効果が高い治療方法です。
 
しかしながら、一度の強烈な放射線治療はできません。
強い照射をしてしまうと正常な細胞まで破壊されてしまうからです。
だから、何日にもわけて粘り強く放射線照射をする必要があります。
 
放射線治療で最も問題になるのが麻酔のリスクです。
犬や猫などペットは人間とは違います。じっとすることができないのです。
放射線治療をしている間は全身麻酔を使って眠らせないといけません。
何日も麻酔をかけます。体調管理には充分に注意をしなければなりません。
中には絶食しなければならないケースもでてきます。
 
一般的な動物病院の獣医さんのところでは照射装置は導入されていません。
大学付属病院など大きな動物病院しか対応できないのです。
照射する放射線量には上限があります同じ場所に再発した場合は放射線治療ができなくなります


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